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Arma2 SS集30 【Arma2】

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Arma2のSS
第30回"Mechanized infantry"

「M2A3ブラッドレーIFVから下車展開する機械化歩兵たち」



Arma2 SS集の記事は、6ヶ月ぶりの更新です。

Arma2 SS集:Arma2 SS集29"Night four"
Arma2 SS紙芝居:『New War on Terrorism』あらすじ 【Arma2 SS紙芝居】

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『New War on Terrorism』 あらすじ 【Arma2 SS紙芝居】

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- New War on Terrorism -
Arma2のSSで紙芝居してます。
最初はキャンペーン作ってたんですが、挫折したのでストーリーだけ...
現在、6話まで公開

主要登場人物
アレックス・ライフソン大尉 米海兵特殊作戦司令部(MARSOC)  3/2MSOC MSOT2341現場指揮官
ディヴィッド・フォスター上級曹長 〃 副官
ダンフォース・クレイグ二等軍曹 〃 TE1リーダー
マイケル・サンダーソン三等軍曹 〃 TE1隊員 
キリアン・ガルシア伍長 〃 TE1隊員 狙撃手
フレッド・コファーズ伍長 〃 TE1隊員 
エドガー・バローズ伍長 〃 TE1隊員 
セドリック・オーチャード二等兵曹 〃 出向の海軍特殊水陸両用戦衛生兵

R 米中央情報局ケースオフィサー
オスマン・アブディ・ハメッド CIAの現地協力者

オルゲルト・グスタヴォヴィッチ・ユーズニー ロシア連邦保安庁(FSB) 国際テロ対策局 主任担当官

イブン・アジ・モハケク 国際的テロ組織の幹部
ナジーム・アル=ハファタ イエメン人武器商人
ブーニーハットの男 AQAPキャンプに現れた暗殺者
ミハエル・ニコラエヴィッチ・ホフロウ モハケクの協力者 ロシア人



○prologue01:"Alpha Group"
ロシア近辺U国山岳地帯のイスラム武装勢力拠点をロシア連邦保安庁(FSB)のスペツナズ:アルファ部隊3課が急襲。幹部イブン・アジ・モハケクを確保した。移送されるモハケクは最後には「終わりじゃない。まだ、何も始まっていない」と笑いながら呟いた。

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○prologue02:"Beginning"
オライオン哨戒機がソマリア沖危険海域で停泊中のコンテナ貨物船<ハッサードエニモーセン>号を発見した。
最寄りの米艦<USSミリアス>が確認へ向かうが、貨物船から攻撃を受け、16時間の睨みあいの末、SEALsが強行突入し制圧。
貨物船には武器が満載で、ソマリアへ武器を密輸しようとしていたことが分かる。
これが、単純な密輸事件でないと理解した複数の情報機関がこの密輸の黒幕を追い始めた。

その一環として、MARSOC 第3/2海兵特殊作戦中隊は現在より広範囲をカバーすることとなる。
MSOT2341のオニキス分隊は、情報支援パッケージと共にインド洋方面に前方展開する両用即応グループに加わることとなった。


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○03:"Onyxis"
米特殊作戦軍は<ハッサードエニモーセン>を買い取ったスクラップ業者の出資者で、船の乗員を手配したイエメン人武器商人ナジーム・アル=ハファタの逮捕に乗り出した。
情報筋はハファタが"アラビア半島のアル・カーイダ(AQAP)"と協力し、ソマリアの過激派アル・シャバーブを支援する目的で武器密輸を行っていたと特定した。
MARSOCのMSOT2341"オニキス"はハファタが匿われているイエメン南部アビヤン州AQAP拠点を急襲するが、ハファタを確保する寸前に、何者かによりハファタが射殺される。
MARSOCは射殺犯を追うが、AQAP増援の出現により追跡を断念した。


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○04:"Handler"
イエメンでの作戦と同時刻。中南米では<ハッサードエニモーセン>を買い取ったスクラップ業者を追ってMSOT2341の別動隊"ハンダラー"が地元当局と共に捜査に乗り出そうとしていた。
ハンダラーは警察と共にスクラップ業者の所在地に向かうが、途中襲撃を受ける。襲撃をかいくぐり、目標のスクラップ業者所在地で情報の入手に成功した。
そして、<ハッサードエニモーセン>がセヴェロドヴィンスクで"積荷"を積載し、イエメンを経由するルートで、数回ソマリアの地図にない港町:識別名Dptで積荷を降ろしていることが分かる。

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○05:"Collaborator"Part.1
 MARSOCは海兵隊遠征部隊と合同でソマリアの密輸港(Dpt)の捜索作戦の実施を決めた。ハンダラー隊が入手した情報から密輸港に<ハッサードエニモ―セン>が数回積荷を降ろしているのが判明したのだ。MARSOCは海兵隊一般部隊の上陸作戦に先立ち、アル・シャバーブとの交渉役の犯罪組織幹部を捕らえるため密輸港へ潜入しようと計画していた。
 深夜、ソマリアへと空挺降下で降り立ったMSOT2341 オニキス分隊は地元の協力者オスマン・アブディ・ハメッドの手引きで密輸港への潜入を果たした。

 
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○05:"Collaborator"Part.2
 オニキスチームは犯罪組織の幹部の生け捕りに成功した。脱出のため協力者オスマンに合流しようとするが、彼は既に殺害されており、合流地点では敵が待ち伏せていた。オニキスたちは辛くも敵の攻撃を退けれると、交戦しながら徒歩での離脱を図った。
 敵に追い詰められたとき、オニキス小隊の別動隊ハンダラーと海兵隊遠征部隊が救出に現れる。そうして、無事にオニキスらは強襲揚陸艦への帰路についた。


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○06:"Turning point"
 モハケクの友人であるミハエル・ニコラエヴィッチ・ホフロウは、モハケクの計画に深く関係する物品をおさめたアタッシュケースをロシア国外に持ち出そうとしていた。だが、その試みは、FSBのテロ対策官オルゲルト・グスタヴォヴィッチ・ユーズニーに率いられたアルファ部隊3課により阻止された。また、アルファ部隊はホフロウが搭乗するはずだった航空機を特定することに成功した。

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第7話へ続く__


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New War on Terrorism 06 【Arma2 SS紙芝居】

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- New War on Terrorism -
06:"turning point"


10/15 AM9:00
Briefing:
先日の作戦で3課が確保したイブン・アジ・モハケクの身は国際テロ対策局に移された。モハケク本人からは有用な情報をいまだ聞き出せていないという。
だが、奴の衛星携帯電話の発信先を監視していたところ、奴の友人どもの興味深い通話記録を手に入れることができた。彼らの会話には度々アタッシュケースという単語が登場する。そのアタッシュケースは当初、何かの暗号名なのかと思われていたのだが、実際にそのアタッシュケースは存在し、しかも国内にあるようだ。
今回、モハケクの友人のひとりがセヴェロドヴィンスク郊外の飛行場から件のアタッシュケースを国外へ輸送しようとしていることが分かった。
アタッシュケースを持ち出そうとしているミハイル・ニコラエヴィッチ・ホフロウとアタッシュケースを確保せよ。これ以外のものはすべて規定通り処理するように。

Note:
-"スミヤー":ロシア連邦保安庁 アルファ部隊3課
-"ヴァローナ":ロシア連邦陸軍 Mi-24Pハインド攻撃ヘリコプター


 木々が生い茂る森の端、擬装された軍用トラックKamAZ-5350の荷台からFSBのスペツナズであるアルファ部隊の狙撃手が待機していた。キルゾーンから狙撃地点までの距離はおよぞ150m。はずすことはありえない距離である。

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 数時間が経過したころ、雑音混じりの無線が響き目標の来訪を告げた。まもなく、目標はキルゾーンに指定された道路に入ってきた。目標は2台の黒塗りの車だった。2台目に搭乗しているスーツの男以外は全て処理するよう指示されていた。狙撃手はまず、先頭の車の運転手の頭を撃ち抜き仕留めると、間を開けずに2台目の車の運転手がハンドルに突っ伏した。

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 2台の車が完全に停止したのとほぼ同時に、森の裂け目から2匹のクラカヂールが低重音を響かせながら姿を現した。リード機の機関砲が唸り、30mm弾の一連射が目標車両から飛び出た護衛たちを斃した。リード機と狙撃手が引き続き護衛たちをけん制する中、もう一機のMi-24が着陸しスペツナズの一隊が展開した。スペツナズたちは残りの護衛を手早く片付けると、2台目の車に留まっていたスーツの男ミハイル・ニコラエヴィッチ・ホフロウを手荒く引きづり降ろした。

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 スペツナズの小隊長が制圧を宣言すると、数分と経たず、上空を旋回していたMi-24Pハインドが舞い降りた。
ハインドのカーゴエリアから護衛を伴って、ひとりの男が降り立った。
 髭をたくわえた 木彫りの像を思わせるこの男の名はオルゲルト・グスタヴォヴィッチ・ユーズニーといい、国際テロ対策局でモハケクの一件を追ってるセクションの責任者である。オルゲルトが現場に近付くと、AKを頭に突きつけられている男はすくみあがった。この男は護衛が全滅するのは目の当たりにし、スペツナズに車両から引きづり出され、生きた心地のしない十数分間を過ごしていたのだ。
「これは、ミハイル・ニコラエヴィッチさん。あなたとお話ししたかったのですが、部下が強引に招待してしまったようですね」
 オルゲルトは紳士的な口調で切りだした。ミハイルは恐怖の感情を顔に張り付けたまま凍りついたようになっていた。
「ああ、どうやらあなたの友人モハケク氏の身に起こったことについて知っておられるようですね」
 この男ミハイルは、政治的な活動家としては一級かもしれないが、口を割らすのはたやすい。そう考えながらオルゲルトはおもむろに切り出した。
「それでは、まず、このアッタシュケースを運ぶ飛行機について__________」


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Debriefing:
アルファ部隊3課は鮮やかな手際でアタッシュケースを確保した。
オルゲルトはスペツナズと共にミハイルの一味に扮し、飛行場で偽のアタッシュケースを運び屋に引き渡した。
運び屋の飛行機の識別コードはすぐさまロシアとテロ対策で協力関係にある各国の諜報機関に伝達された。


To be continued...

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New War on Terrorism 05 Part.2 【Arma2 SS紙芝居】

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- New War on Terrorism -
05:"Collaborator"Part.2


 オニキス分隊はふたりずつのチームに分かれ、複数のルートから目標が事務所を構える建物に近付いていった。
今回のオニキスの目標はこの密輸港を支配する犯罪組織の幹部のひとりであり、アブ・シャバーブとの交渉役を射務めている人物である。ハッサードエニモーセンが運んできた積荷を留めているのは、この人物であると情報部は睨んでいた。また、  オニキスたちの眼前でイエメン人武器商人ナジーム・アル=ハファタを射殺したブーニーハットの男についての情報も得られるのではないかとも思われていた。積荷とハファタ殺害犯の両方を押さえることができれば、この密輸事件の核心に迫ることができるだろう。


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 エドガー・バローズ伍長フレッド・コファーズ伍長は扉を蹴破った。バローズが「行け!」と叫ぶとコファーズが飛び込み、扉の近くにいた不運な民兵に上半身に4発の弾丸を撃ちこんだ。
 露払いを終えると、近接戦闘のスペシャリストであるポイントマンのダンフォース・クレイグ二等軍曹は、AKを背負い拳銃を構えた。その後ろには続いて突入するため、アレックス・ライフソン大尉マイケル・サンダーソン三等軍曹が待機した。
 部屋に踏み込んだクレイグは後ろに続くふたりの射界を空けるため、部屋を右へと進んだ。踏み込んだ時、敵兵と衝突しそうになり、クレイグは後ろへ飛びのきながら拳銃を撃った。クレイグの拳銃の腕は確かだった。すぐにライフソンが続き、部屋にいた残るひとりの男を拘束した。その男こそ犯罪組織の幹部、今回の目標の男だと確認された。

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 オニキスの8人は協力者オスマンとの合流地点に向かって人気のない路地を進んでいた。その時突然、遠くで爆発音が聞こえた。黒煙は合流地点から昇っていた。
 ライフソンは分隊の先頭を進んでいたクレイグとコファーズに確認に向かうよう指示を出した。

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 クレイグが合流地点の広場に到達した時だった、彼の眼にはすぐに燃えさかるオスマンのトヨタが見えた。その反対側にはバラクラバで顔を隠した数人の男を発見した。クレイグは瞬時に身を翻すと、後に続いてきていたコファーズに向かって「敵だ!」と叫んだ。
 ふたりが走ってライフソンら分隊に合流した時、路地の入口にRPGが着弾した。RPGが民家の廂を突き抜けて爆発するのと、ほぼ同時に、ひとりの民兵が路地の横道から飛び出してきて、AKを腰だめでぶっ放した。
 クレイグは至近距離に現れたその民兵に向かって、咄嗟に発砲した。数発が民兵の頭部に命中し斃れた。ひとり敵を倒したが、路地の向こうからはさらに大勢の怒声が聞こえてきた。

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「クレイグ先導しろ。海兵隊遠征隊と合流する」ライフソンは指示を出すと分隊は直ちに行動に移った。
 民兵たちは、盛んにオニキスたちが遮蔽物に使用する屋台に銃弾を浴びせていた。
 オニキス分隊の狙撃手キリアン・ガルシア伍長は頭を低くしながら、屋台から建物の陰に飛び込んだ。手にしたAKのドットサイトを覗きこみ、道を隔てた敵へ射撃をを加えた。ガルシアが援護射撃を行っている間、ブレインを連れたライフソン、コファーズ、サンダーソンが道を横切った。しんがりのコファーズは建物の角を曲がると振り向き、AKの下部に装着したグレネッドランチャから4発の榴弾を発射した。

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 分隊はポイントマンのクレイグに導かれ数ブロックの地区を横断したところで、前方を白色の煙に阻まれた。
 その煙の向こうで動きがあったのを見たライフソンは分隊を防御の配置につけると、向こうの動きを窺った。

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「ブルーだ、ブルー」煙から声が響いた。
煙の中から姿を現したのは、チーフのデイヴィッド・フォスター上級曹長だった。

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「畜生!」とサンダーソン。「撃つところだったぞ、チーフ」
 フォスターの背後、煙の向こうからはM16や五十口径機関銃の音が聞こえてきた。海兵隊がやってきたのだ。
 ライフソンは分隊を引き連れ、ヘリの降着地点に向かった。フォスターが最後の確認に路地に戻った。コファーズが敵がいないか見回していた。路地へ通りからLAV-25のチェーンガンの発砲音が響き、数秒後に同軸の240の発砲音が響いた。
「私はここに残ります」コファーズは言った。彼は先頭を続けたいのだ。
「バターンで装備を整えるといい。彼らとの戦いに終わりは無いからな」
 コファーズは自分のチェストリグを確認して、予備のマガジンがないことに気付いた。自分が冷静でないことを理解したコファーズは、フォスターに頭を下げると分隊を追って路地を立ち去った。コファーズと入れ替わるように海兵隊の小隊が路地へと進んだ。

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 オニキスたちを載せたUH-Yヴェノムは数分の飛行の後、強襲揚陸艦<USSバターン>に着艦した。
 飛行甲板まで出迎えに来たバターン所属の憲兵に逮捕した犯罪組織の幹部を引き渡すと、隊員たちは居住区画へ向かった。
 MARSOCに割り当てられた一室でオニキスたちは装備品をおろし、使用した銃器のクリーニングを始めた。
 部屋の隅で電源が付いたままのテレビからはANNのニュースが流れている。
「約1000名の米海兵隊戦闘部隊がソマリア東部沿岸域に上陸した模様です。この作戦は過激派武装組織アル・シャバーブの掃討を進めるアフリカ連合平和維持軍の支援のために行われていると、米海兵隊のスポークスマン......」



Debriefing:
 目標の犯罪組織の幹部の逮捕には成功した。彼は我々に協力的な姿勢を見せている。
 悪い知らせは、密輸港(Dpt)内はローラー作戦で隅々まで捜索されたが、<ハッサードエモーセン>号の運んできた積荷は発見されなかったことだ。積荷の行方は専門部局の調査を待たねばならないだろう。



To be continued...
第6話へ続く


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New War on Terrorism 05 Part.1 【Arma2 SS紙芝居】

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- New War on Terrorism -
05:"Collaborator"Part.1


10/15 PM08:30
Briefing
<ハッサードエニモーセン>号の最終目的地とだったと推測されるソマリアの密輸港を強襲する。

 ハンダラー分遣隊が南米から持ち帰った押収品を海軍情報部が解析した結果、数点の新たな情報が浮かび上がってきた。<ハッサードエニモーセン>はすでに数回に渡り、目標の密輸港(Dpt)に寄港していたようだ。
 だが、幸いにも積荷はアル・シャバーブの手に渡ってはいない。Dptを支配する犯罪組織は、アル・シャバーブに対して多額の仲介料を要求しており、現在のアル・シャバーブでは資金を調達するのに時間が掛っていると考えられる。
 しかし、いつアル・シャバーブが資金調達を完了するかは不明だ。可能な限り早く積荷を押さえなければならない。

 今作戦は海兵隊遠征部隊と合同で実施する。
 海兵隊一般部隊はDptを包囲。住民へ避難するよう勧告した後、街をローラー作戦でしらみつぶしに捜索する。
 我々MARSOCは海兵隊一般部隊の上陸に先立ち、Dptに潜入し、アル・シャバーブとの交渉を担当していた犯罪組織の幹部を確保する。




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「降下地点まで30秒」
 オニキスたちは慎重な足取りで、後部ランプドアに向かう。降下リーダーを務めるマイケル・サンダーソン三等軍曹が腕を挙げ、スタンバイの合図を示す。ランプの両側の赤色灯が消え、緑に光に変わる。分隊はMC-130Hから凍てつく空へとひとかたまりとなって身を躍らせた。
 ある高度に達すると、分隊全員がリップコードを引きパラシュートをひらいた。サンダーソンはゴーグルに付着した氷を拭いたい煩わしい気持ちを押さえこみながら、視界不良の中眼下に目を凝らした。
10秒ほど経過したころ、一瞬ながら砂漠に光が見えた。サンダーソンは無線で現場指揮官のアレックス・ライフソン大尉に呼び掛ける。
「降下地点を確認しました。やや右へ進路を変更します」
サンダーソンを中心に体形を組んだ分隊は、体形を維持し下界へと舞い降りた。彼らは急いでジャンプスーツを脱ぐと、装備を埋め、パックから必要な装備を身に着ける。
 装備が整うと分隊は半円状の防御体形をとると、一寸先の見えない闇へと注意を向けた。降下を目撃した者はひとりを除いて存在しないだろうが、これは敵地に潜入した偵察隊がとる生き残るために必要な規範的行動だった。
唯一の目撃者はわざわざこちらへ出向くような愚か者ではない。ライフソンは十分に時間を取って安全を確認すると、ポイントマンのダンフォース・クレイグ二等軍曹に先導させ、目撃者との面会に向かうことにした。


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 3日前早朝、貿易商を営むオスマン・アブディ・ハメッドはアメリカのCIAケースオフィサー"ロメオ"から衛星電話を通じて連絡を受けた。
 そのときアメリカ人は言った。「特別な友人が君の故郷を訪れる、便宜を図って貰いたい」
 オスマンの故郷は昔は彼の氏族が細々と漁業を営む村だったが、それは昔の話。いまや、犯罪組織の支配する街だ。
情報が通貨代わりになるようなあの街にアメリカ人を入れるのは気が進まない、彼はそう告げた。
 話を聞いたうえでロメオはこう言葉を紡いだ。
「友人たちは、君の手助けを求めている。彼らは、君の助けがあれば街を本来の住民に返還させることができるはずだ」
 その言葉でオスマンの答えは決まった。
「なにをすればいい?」オスマンは聞いた。


 特別な友人たちは暗闇の中から突如として現れた。オスマンはその姿を見てにわかに興奮した。街を取り戻せるような、そう湾岸戦争の際にサウジアラビアで見たような軍勢が来たと思ったのだ。だが、その気持ちもすぐに覚めた。現れたのは僅か8名たらずの民兵のような格好をした男たちだった。
 落胆を隠そうともしないオスマンの態度を無視してライフソンは話しかけた。
「やあ、オスマン・アブディ・ハメッドさん?合衆国政府に代わりご協力に感謝します」
「兵士はたったこれだけか!?私は、こう・・・」ライフソンは手を掲げてオスマンの言葉を遮ると、告げた。
「我々はただのトルーパーではありませんよ、我々はスペシャリストです」

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 衛星無線機と繋がったヘッドセットを装着したライフソンは沿岸地域から遥か沖合を航行中の米海軍強襲揚陸艦<USSバターン>を呼びだした。
「オニキスメイン、オニキスメイン。こちら、オニキスアクチュアルだ。どうぞ」
 今回の作戦の司令部は<USSバターン>のCICの一画に設けられた戦術指揮センターに置かれていた。ライフソンからの通信を受領したのは、TOCに詰めていたMSOT2341チーフのデイヴィッド・フォスター上級曹長であった。フォスターが南米で捕らえたテロリストの尋問を終え、この両用即応グループに合流したのは数時間前のことだ。空調の利いたTOCの隅のパイプ椅子に座り、眠気覚ましにコーヒーを啜っていたフォスターはカップをデスクに置き、ヘッドセットを掴み取った。
「……こちら、オニキスメイン。感性良好、どうぞ」
「予定通り協力者と合流した。彼のピックアップトラックに乗って街に潜入する。次の連絡は0600時だ。どうぞ」
「了解しました、大尉。通信終了」

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 オスマンはトヨタを犯罪組織の構成員が設けた検問所に滑り込ませた。
 検問所に立つ犯罪組織の用心棒とオスマンはライフソンらには分からない言語で二言三言交わすと、オスマンが用心棒に紙袋を渡した。紙袋の中身をみて、ニヤニヤと笑う用心棒は終始まるで自分がこの土地の所有者のような顔をしていた。
 そのことにオスマンは憤っていた。だが、その憤りに用心棒も荷台のオニキスたちも気付く事は無かった。
 トヨタへの興味を失くした用心棒は車に背を向け、仲間たちとカートを分配の話を始めたようだ。
 オスマンはアクセルを踏み、多量の砂埃を巻き上げながらその後ろを通り過ぎた。

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 アメリカ人はトヨタの荷台から降りると、街の喧騒へと姿を消した。
 オスマンの残る仕事は、アメリカ人とその荷物を載せて、街から無事離れるだけだ。
 トヨタの運転席で背中を丸めてダッシュボードに手を伸ばした。握っていた手を広げて、そして、また握る。
 オスマンとその氏族は、この街で信じがたい苦難に耐えてきた。この土地を犯罪組織が接収したときに氏族の半分が死んだ。当時、オスマンとその近い家族は首都のモガデシュオにおり、死は免れた。最大の蛮行を直接体験こそしなかったものの、氏族からの一報を受けて、故郷へと戻ったオスマンは街路に積まれた死骸と黒い生気の無い目で太陽を見つめる続ける孤児の姿を見た。
 以前の生活に戻るには何年かかるのだろうか、オスマンは3日前までそう思っていた。それでも、そのいつの日かを向かえるために努力をしてきた。
 オスマンはダッシュボードのうえで拳を強く握りしめた。
「その日はきた」オスマンはそうひとり呟いた。
 コツン、と運転席側の窓が叩かれた。オスマンは顔をそちらに向けると、一瞬怪訝そうな顔をしたが、男の顔が分かるとすぐに笑みを浮かべた。
「あんた、着てたのか?映画じゃ、あんたらは裏で糸を引くのが仕事で現場には来ないもんだ...」
 乾いた銃声がし、ダッシュボードに血が撒き散らされた。



To be continued...
Part.2へ続く

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プロフィール

Okla

Author:Okla
ギークな日々を記します。
Arma3などPCゲームの話題を中心にミリタリー系ゲーム最新情報について書いてます。
不定期更新

今 プレイしているゲームは
ARMA3
・Titanfall
・The Witcher 3 Wild Hunt
・Dying Light

です。
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